モコモコゼミ年少コースの感想

こんにちは、神楽です。

3歳の長男にモコモコゼミの年少コースを受講しました。

長男は既にこどもちゃれんじとポピーを受講しているので継続はしない方向で考えていますが、小学校受験や、中学受験で難関校を目指すご家庭や、学習習慣を身につけたいお子さんにはとてもお勧めしたい教材です。参考にしていただければ嬉しいです。

モコモコゼミとは？

のりものぜみ、ハローキティゼミが2020年4月モコモコゼミになりました。キャラクターが変わっただけで、学習内容に変更はないそうです。

モコモコゼミのホームページを見ると、教材提供”こぐま会”、提携”サピックスの通信教育”となってないます。ちょっとわかりにくいのですが、要はこぐま会の教材を通信教育として提供するものだと理解することにします。

こぐま会の教材に、中学受験で有名なサピックスが提携しているということで、おそらく中学受験という、将来を見据えた要素が絡めてあるということが読み取れます。

お試し教材はない！

通信教育にしては珍しく、1か月単位で受講できます。(主要な幼児向けの通信教育で1か月から受講できるのはZ会だけです)

モコモコゼミにはお試し教材というものがなく、かわりに初月の教材を送料含め無料で提供しています。実際に1か月分の教材を見てから受講を決めて欲しいということだそうです。

解約は、止める月の前月15日までに手続きします。

例えば4月号で辞めたい場合は、4/15までにWebフォームで解約します。電話の必要がないところが気軽で好印象です。ちなみに、電話勧誘も一切ないそうです。

受講費

年少コースの受講費がこちら。

月会費2,420円＋送料300円

→合計2,720円

支払いは月払いのみです。年間一括払いすると安くなる、というのはありません。

支払いは、クレジットカード払いのみ手数料無料。他の支払い方法だと手数料がかかります。

個人情報に配慮

モコモコゼミは驚くほど個人情報に配慮してくれます。

簡素な封筒

教材は真っ白い封筒に入って届きました。可愛い絵など一切ありません。この家に子供がいることを外に漏れないようにするために、あえてそうしてるそうです。

ニックネームで入会できる

子供の個人情報を登録しなくても、ニックネームのみで入会できます。

年少コースで毎月届くもの

モコモコゼミで届くものは全て紙の教材です。4月号は3月30日に届きました。

冊子教材
付録教材
ぬりえ　3ページ
学習の手引き　12ページ
チェックシート
モコモコシールと出席簿

冊子教材です。

製本化されていないので、バラバラにして使えます。

内容はこんなかんじです。車の数を数えて、同じ数の丸を書くというものです。

チェックシートです。ひとつの課題を3回繰り返します。

カード教材です。大中小のカードです。保護者向けの説明があり、取り組み方が具体的に書いてあります。

ぬりえとハサミの練習の用紙です。

全ての取り組みができたら出席簿にシールを貼ります。きちんと区切りをつけられていいですね！

保護者向けの学習の手引きです。

文字がびっしりで軽〜く読めるものではないです。そして12ページもあります。

こぐま会の教材を単品で買うのは？

これだけの紙の教材で月2,720円とはお高い！と最初は思いました。

費用の面で迷ってる方の中には、自分でこぐま会の教材を書店で購入した方が安いのでは？と考える方が多いのではないでしょうか。

時間に余裕があって、毎月子供の年齢にぴったりの教材をバランスよく選ぶことができる、という方ならいいと思いますが、なかなかできないのが現実です。

もし費用が厳しいということであれば、メルカリで中古品を揃えるというのもひとつの手段です。

正直な感想

教材を一通り見て思うことは、地に足がついた内容だな、ということです。

まず、同じ内容を3回繰り返すということは、幼児にとっては簡単なことでは無いと思います。内容の定着にもつながりますが、勉強のやり方そのものを教えてくれるものだと感じます。同じことでも繰り返し取り組むと楽にできるようになるんだよ〜ということを子供でも感じ取ると思います。正しい学習習慣がつけられそうです。

次に、このキャラクターの使い方が絶妙だと思います。かわいいキャラクターも何もいない白黒のプリントだと、子供にとっては取り組みが苦痛なものになってしまいます。しかし、学習するのに人気のキャラクターで子供を引きつけるのも何か違うような。モコモコゼミはその間をいった、絶妙なキャラクター使いをしています。かわいらしいけど、派手すぎないのです。

教材の種類や量が多すぎないところも、大事なところを確実におさえるという点では効果的です。年少コース、年中コースを毎月きちんと学習してその内容を定着していけば、年長コースに必要な基礎力が盤石なものになると想像できます。