こんにちは、神楽です。
次男を妊娠しているときに、東京九段にあるFMC東京クリニックで出生前検査を受けました。
検査の受けた感想と、その時感じた正直な気持ちを書いていきます。これから検査を受ける方の参考になれば嬉しいです。
首の後ろの浮腫に気づく
妊娠してから2回目の妊婦健診でのことです。妊娠9週くらいだったと思います。
地元の婦人科で超音波で診てもらっていたところ、首の後ろに浮腫がある、と先生に指摘されました。
このとき首の後ろの浮腫は先天性の障害がある子によくある特徴であり、お腹の子は同じ特徴がみられることから、先天性の障害を持っている確率が高いです、といった説明を受けます。
軽くパニックになりつつも、専門のクリニックへの紹介状を書いてくれると言うので受付でそれを待ちます。
動揺しつつも、帰ってから主人にどう説明しようかとか、実家や義理の実家の両親に話すべきかなど冷静に今後のことを考えていました。
浮腫のことを主人に話す
主人はびっくりしてはいましたが、淡々と話を聞いてくれました。
次の段階として、専門のクリニックであるFMC東京クリニックでカウンセリング、精密超音波検査と進むことを話し、カウンセリングに同席してもらうようお願いしました。
FMC東京クリニックでカウンセリングを受ける
主人と2人で受けました。
このカウンセリングでは障害といってもいろいろあることといった基本的なことから、染色体についての少し専門的なことまで詳しく説明していただきました。
1番印象に残ったのは、お腹の子の染色体異常の可能性は今のところ高いけど、それは誰のせいでもないということです。
くれぐれも自分を責めないように、ご主人は奥様を責めないでね、年齢により確率の差は多少あるものの、誰にでも起こりうることです、そして遺伝は関係ない、といったことを丁寧に時間をかけて教えていただきました。
カウンセラーの女性の方もとても優しく、疑問に思うことを何でも聞けました。FMC東京クリニックの、このカウンセリングを受けることができたこと、心から感謝しています。
胎児精密超音波検査を受ける
妊娠12週で受けました。
先生がじっくりと超音波検査してくれます。このとき首の後ろの浮腫の大きさを測りましたが、6ミリとのことでした。
総合的にみて、13トリトミーである確率が100分の1という結果でした。
先生は確率は高いっちゃ高いけど、多分大丈夫だよ思うよ、とのことでした。
精密超音波検査の最後に、次の検査に進むかどうか聞かれましたが、迷わずお願いしました。
正直100分の1という確率をどう捉えて良いのか、よくわかりませんでした。ただ、あくまで確率です、そんなに気にしないで、と言われても気になります。。
どんな気持ちで過ごせば良いのかよくわからないまま、次の絨毛検査の日がどんどん近づきました。
絨毛検査
妊娠13週で受けました。
絨毛検査を受けると、染色体に異常があるかどうかが100%わかります。
100%わかるものでは、もう一つ羊水検査というものがあります。私は羊水検査よりも早く検査できる絨毛検査をお願いしました。
絨毛検査はお腹に大きな針を刺して、絨毛組織を取り出します。
大きな針を刺す前に、麻酔を注射するので痛みはそれほどでもなかったです。
いよいよ大きな針を刺しましたが、赤ちゃんのいる位置的にとるのが難しく、15分くらいかかってようやく先生からよし!ばっちりとれたよ!という声が聞けました。
私はベッドに寝そべっているだけでしたが、緊張でぐったりと疲れてしまいました。
その日は休憩室で休ませてもらったから、タクシーで帰宅しました。
絨毛検査の結果
結果は主人と2人で聞きに行きました。
先生でなくカウンセラーの方から、染色体異常はないとの結果を聞きました。
結果の用紙を渡され、性別が男の子であることがわかりました。
この結果を聞いて、一気に緊張の糸がほぐれました。
妊娠中期胎児精密検査
染色体異常はないとわかったものの、首の後ろの浮腫は依然あったので、念のため妊娠中期にもう一度FMC東京クリニックで精密超音波検査を受けました。
妊娠初期の頃よりだいぶ大きくなった赤ちゃんを、最初の超音波検査と同じようにじっくりとみてもらいます。大きくなった分、いろんなことが正確にわかるそうです。
検査の結果は、この時点でわかる重大な病気はない、ということでした。
費用
FMC東京クリニックでは、カウンセリング、初期胎児精密超音波検査、中期胎児精密超音波検査、絨毛検査をしていただきました。
費用はホームページに記載の通りかかりました。追加の費用は特に発生しなかったです。
全部で30万円は軽く超えたと思います。我が家にとってはかなりの出費となりましたが、削るわけにもいかなかったので、仕方がないですね^^;
まとめ
FMC東京クリニックでの一連の検査は私にとって、人生観が変わるほどの体験となりました。これほど命や、障害について真剣に考えることは今までにありませんでした。
その後、次男は無事に生まれ、今では出っ歯が可愛いやんちゃ坊主です。元気でいてくれることに感謝し、暖かくその成長を見守っていきたいと思います。
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