こんにちは、神楽です。息子は1歳の頃からトーマスの大ファンです。大井川鉄道に夏限定でトーマス号が走るという情報を聞きつけた私は、どうしても息子に本物のトーマスを見せてあげたい！と思い、2歳の長男、4ヶ月の次男、主人の4人で東京から静岡県まで行き、結果とっても楽しい旅になりました。
小さな子連れで、オール公共の交通機関利用とハードな旅でしたが総合的にみると本当に行って良かったと思える旅になりましたので、大井川鉄道に行ってみたけど子供が小さくて心配、という方に参考にしていただけたらと思います。
旅の計画
イヤイヤ期の真っ只中にいる長男と乳飲み子の次男を連れた旅なので、ゆとりを持った旅の行程にしました。
トーマス号には乗らない
トーマス号は大井川鉄道の新金谷駅から千頭駅間を走っていて、片道1時間を超えます。いやいや期真最中の2歳児と乳飲み子の0歳児を連れて往復2時間以上は乗っていられないと判断し、残念ですが今回はトーマス号を見るだけの旅となりました。
新幹線で1泊2日の旅
東京からトーマス号の見れる新金谷駅までは車で3時間ほどなので車で行くこともできましたが、長男が新幹線に乗りたがっていたので新幹線で行きました。
東京駅から静岡駅まで東海道新幹線ひかりで1時間。静岡駅から金谷駅まで30分。金谷駅から新金谷駅まで5分。すんなり行けば、東京駅から大井川鉄道まで2時間くらいでつきます。
日帰りでは親も子供も疲れてしまうと思い、静岡で1泊することにしました。静岡駅と金谷駅のちょうど間にある焼津駅のホテルを予約しました。
2日目は帰るのみ
次の日も朝から仕事の予定でしたので、2日目は朝の新幹線で帰ることにしました。せっかく静岡まで行くので観光もしたいところですが、それは次のお楽しみとして取っておくことにします。
旅の記録
東京駅から新幹線に乗る
朝10時代の新幹線で東京駅を出発です。息子は初めて乗る新幹線に大喜びです。少し早い昼食となりますが、東京駅で駅弁を買って新幹線の中で食べました。食べ終わったと同時に息子のぐずりが始まり、主人に抱っこされしばらくデッキで過ごしました。私は多目的室をお借りして次男の授乳をしました。
なんとか新幹線での1時間を過ごし、大井川鉄道へ向かいます。静岡駅でJR東海道線へ乗り換え30分で金谷駅に向かいます。さらに金谷駅で乗り換えひと駅先の新金谷駅まで行きます。新幹線で大変だったのが嘘のように特に問題なく新金谷駅までたどり着きました。
新金谷駅で2時間過ごす
私が何か勘違いしていたようで、新金谷駅に着いてから気付いたのですが、トーマス号が来る時間まで2時間も待たなければなりませんでした。
新金谷駅にはプラザロコという建物があり、ここで2時間待つことにしました。このプラザロコにはトーマスグッズがたくさんのお土産屋さんやプラレール で遊べるキッズスペースや鉄道模型の展示があります。トーマス号まで2時間前だったのでほとんど貸し切り状態で時間を過ごすことができました。
息子は外に出たがりましたが、あいにく雨だったので外に出るわけにもいかず、なんとか屋内で2時間もたせました。
トーマス号とご対面
千頭駅から戻ってきたトーマス号が新金谷駅の転車台で回転し車庫に入るまでを見学しました。トーマス号のチケットがなくても近くで見学することができます。
間近で見るSLには大人の方が興奮してしまいますね。まずその大きさに驚きです。トーマスの顔の大きいこと。蒸気機関車特有の煙の匂いでしょうか、不思議とノスタルジーを感じます。
息子はというと、無表情でトーマスをじっと眺めていました。この場では特に言葉にはしていませんでしたが、自宅に帰ってからはトーマスを見たことについて大きかったね、アニーとクララベルもいたね、といろいろと話してくれます。
宿泊先の焼津駅に向かう
東京から約2時間かけて大井川鉄道へ来て、大井川鉄道新金谷駅で2時間半ほど過ごし、次にホテルのある焼津駅を目指します。
このあたりで親子共にかなり疲れが出ていたので、やっぱりトーマス号に乗るのは諦めてよかったなと感じました。
コスパ最強のホテルnanvan焼津
ホテルnanvan焼津という焼津駅から送迎車で10分くらいの場所にあるビジネスホテルに泊まりました。このホテルは楽天トラベルの評価が4.5と高かったので、楽しみにしていましたが、本当に評価通りの良いホテルでした。良かったポイントはこちら。
- 子供連れを歓迎してくれる
- 土曜日なのに一泊二食6000円台
事前に予約して次男が使うベビーベッドを無料で貸していただきました。また、フロントで絵本の貸し出しがありました。フロントの女性スタッフの方は2歳の息子の「お喋り」に快く付き合ってくれてとても感じが良かったです。
そして、なんといっても料金が安いのです！夕食はレストランで頂くのではなく、フロントで事前に予約したちらし寿司やお寿司を受け取り、ホテル1階の食堂で食べるスタイルです。子連れの我が家にはまさにちょうど良いサービスでした。
ホテルnanvan焼津のおかげでこの旅の満足度が明らかに上がりました！
次に大井川鉄道に行くとしても、絶対にこのホテルに泊まりたいと思います。
帰りの新幹線
2日目、ホテルの食堂でビュッフェ形式の朝食をとり、チェックアウト。電車で静岡駅まで向かい、静岡駅から東海道新幹線ひかりで帰路に着きます。
帰りの新幹線はプラザロコで購入したゴードンのおもちゃで遊んでいるうちに着きました。2人ともあまりぐずることなく、ほっとしました。日曜日の午前中に移動する人が少ないからか、新幹線も空いていました。
お昼前には自宅につきました。疲れる前に帰ってきたので翌日の仕事にも響かず、自分たちのペースで旅を楽しむことができたと思います。
まとめ
行く前は0歳と2歳を連れて、子供が泣いても逃げ場のない公共の交通機関で旅行することがとっても不安でした。ですが、行ってしまえば楽しめるもので、子供も蒸気機関車を間近で見られたこと、またホテルでのお泊まりが楽しかったようで、次の日から毎日また大井川鉄道に行きたいと言っています。思い切って連れて行って本当に良かったです。
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