石鹸シャンプーを始めて9ヶ月。経過の記録

生活

こんにちは、神楽です。宇津木式スキンケア(肌断食)と同時期にスタートした石鹸シャンプーですが、ここ数ヶ月髪質が安定してきたのでその経過と感想を記事にします。

石鹸シャンプーを始める前のシャンプー事情

私は長年頭の脂漏性皮膚炎に悩んでいて、いろんなシャンプーを使ってきました。なかでも長く使っていたのはコラージュフルフルやオクト、オクトセラピエです。どれも脂漏性皮膚炎に定評のあるシャンプーですが、一旦良くなってはぶり返す…を繰り返してきました。

ちなみに、2年ほどずっと黒髪です。カラーしてません。

宇津木式を知って石鹸シャンプーを決意

ずっと脂漏性皮膚炎で悩んできたので石鹸シャンプーの存在は知ってはいましたが、髪がゴワゴワになるのが怖くて手を出さずにいました。そんなとき宇津木先生の本をたまたま読み、石鹸シャンプーにも挑戦しようと決心しました。

私の石鹸シャンプーのやり方

いろいろ試したなかで、このやり方に落ち着きました。

  1. お湯で地肌からよく予洗いする
  2. 手作り石鹸を直接頭に擦り付け、泡立てつつもみもみ
  3. 流す
  4. 洗面器にお湯を張る
  5. その中に穀物酢を大さじ2杯くらい入れる
  6. その薄めたお酢をゆっくり頭にかける
  7. お湯で流す

最初の3ヶ月はベットベト!

それまで蓄積されたケミカルが抜けるまで頭がベトベトになるという噂がありますが、その通りになりました。毎日洗っているはずなのに、1週間お風呂に入っていない人みたいです。

私は美意識がもともとそこまで高くない方ですし、育児中で自分の外見を気にしている余裕もあまりないので我慢できましたが…それでもけっこう恥ずかしかったです(^^;;

(このころの主人の何か言いたげな顔が忘れられない…(涙))

このころは髪を束ねることでそのベトベトを目立たなくしていました。

ベトベトの後はゴワゴワに

3ヶ月くらいベトベトを我慢して、そのあとの3ヶ月間、今度はゴワゴワに悩まされました。手櫛も通らないほどです。でもお風呂入ってない感はないので、ベトベト時代よりは全然我慢できます。

ベトベトだったり、ゴワゴワだったり石鹸シャンプーは一筋縄ではいかないものですね!

半年経過後、美髪に

ゴワゴワ期をなんとか過ごすと、いっきにツヤッツヤのさらさら髪になりました!ツヤッツヤといっても、人工的なツヤではなく、自然な子供の髪みたいなツヤです。

主人にも最近なんかした?髪がツヤツヤしてるよって言われました。嬉しいです。あのベトベト、ゴワゴワを乗り越えて本当によかった…!

脂漏性皮膚炎はどうなったか?

石鹸シャンプーはもともと美髪になりたくて始めたわけではなく、脂漏性皮膚炎によりたまらなく地肌が痒いから始めたものです。

始めてからしばらくは痒くない、良い状態を保っていました。やっぱり石鹸シャンプーが1番なんだ!と思っていましたが、その後ぶり返したり、良くなったりを繰り返しました。ぶり返す、といってもケミカル時代に比べると酷くはなりませんでした。

7ヶ月経ったあたりから、痒みがでなくなりました。まだ痒みがでなくなってから2ヶ月くらいしか経っていないので完治したとは言えませんが、今後に期待です。

石鹸シャンプーは手作り石鹸が1番

固形石鹸を使うのか、液体石鹸を使うのかで悩む方も多いと思います。私も始めの2、3ヶ月は試行錯誤してきました。

  • 液体石鹸

はじめに使ったのは液体石鹸です。泡が出てくるポンプを使っていました。これは一見便利ですが、頭を泡泡にして洗ってそれをお湯で流すと、もう収集つかないくらい絡まるんです。私の洗い方が悪いのかもしれませんが、髪がギチギチになるのに耐えられなかったです。

  • 固形の純石鹸

次に使ったのが固形の純石鹸。これを泡立てネットで泡立てて髪を洗うのですが、やっぱりめんどくさいです。そして、液体石鹸同様髪がギチギチになります。

  • 手作り石鹸

最後に手作り石鹸を使いました。ディスカウント10%のものです。これが、良かった!泡立てネットて泡立てなくても、柔らかいから頭に擦り付ければ適度に泡立ちます。そして、保湿されるからギチギチになりません。(普通のシャンプーに比べたらギチギチしますよ)

しっかりと洗えているからか、脂漏性皮膚炎の痒みもなくなってきました。

石鹸シャンプーを続けられたのも、ほとんど手作り石鹸のおかげです。

手作り石鹸とは?

私は顔と体を洗うのに、もう20年近く手作り石鹸を使っています。手作り石鹸とは、コールドプロセスで作られた石鹸のことです。

純石鹸は99%が石鹸なのに対し、手作り石鹸は90%石鹸で、残りの10%はオイルです。その余分なオイルによって髪や肌は保湿されます。

洗うと同時に保湿が叶うって、理想だと思いませんか。

手作り石鹸は買えます

コールドプロセスの石鹸を作るのは、かなりハードルが高いです。苛性ソーダという劇薬を使わないと作れないのです。そして、出来上がるのになんと1ヶ月かかります。(ほとんど熟成期間ですが)

なので、ちょっと試しに使ってみたいって思うのであれば買うのをお勧めします。

手作り石鹸、と検索するとそれらしき商品がたくさん出てくると思います。見ていただけるとわかるかと思いますが、けっこう高くて1個2000円なんてものも珍しくないです。

私は「もくせい舎」さんというネットショップで買ってます。品質が素晴らしいのに、1個300円とか、400円とか、申し訳なくなるほど価格が安いのです。ありがたく毎回こちらで購入させていただいています。

もくせい舎さん→https://mokusei-sya.shop-pro.jp

リンスについて

リンスはクエン酸を使うかお酢を使うかで分かれるのではないでしょうか。私はクエン酸だと溶かすのがめんどくさそうと思い、お酢を選びました。

お酢にもいろいろありますね。最初のころはリンゴ酢を使っていました。1.8リットルの業務用のリンゴ酢は600円ちょっとです。

一方、穀物酢は1.8リットルで500円くらいです。リンゴ酢がなくなったタイミングで穀物酢に切り替えると、リンスとしての違いはあまりなさそうだったので、より安い穀物酢に落ち着きました。

私はこの1.8リットルの業務サイズのもので4ヶ月もちました。リンス代が4ヶ月で500円。すごいと思いませんか?

まとめ

石鹸シャンプーは最初の半年くらいはベトベトだったり、ゴワゴワだったり、ギチギチだったり…正直、始めるには相当の覚悟が必要です。

ですが、その苦しい時期を乗り越えるときっと自然な艶髪になれます。

以上、参考にしていただけると嬉しいです。



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