子供に絵本を読んでも聞いてくれないときに試したい対策[後編]

絵本

続きになります!

音だけでも聴かせる

ママやパパが絵本を開いても知らん顔で玩具で遊んでしまうときは音だけでも聞かせてあげましょう。音だけでも耳に入れて、日本語のもつ心地よいリズムを感じ、自然に語彙を増やしてあげましょう。

赤ちゃん向けの絵本だと、1冊がすぐに終わってしまうので、3歳から上の子向けの絵本を選ぶか、詩集や俳句・短歌も日本語の美しさを感じられて良いかと思います。

我が家の息子は2人ともハイハイの時期は全く絵本に振り向いてくれず、部屋の中を縦横無尽に移動していました。その後を私はぴったりとくっついて、「ぐりとぐら」や小学生向けの音読プリントから「吾輩は猫である」を読み上げていました。

物語に子供を登場させる

物語に出てくる登場人物を子供に置き換えたり、子供を登場させるというのもおもしろいです。

例えば、「おおきなかぶ」の中で、〇〇ちゃんがおじいさんを引っ張って、おじいさんがカブを引っ張って…といったように。

絵本を読んでも知らん顔で玩具で遊ぶような子も、え?!いま自分でてきた?!と驚いてこちらを見てくれるでしょう。

心から純粋に絵本を楽しむ

絵本や図鑑をいっしょに読んで、子供に字を覚えさせようとか、知識をつけさせようと考えていませんか。または、とにかく子供に絵本を読ませないと将来勉強できない子になってしまう!と焦っていませんか。こんなことを「全く」考えていない親はいないと思います。

しかし、賢い子ほどそんな親の「真意」を読み取ってしまうものです。いったん将来の勉強に対する焦りや不安、期待なんかは、忘れましょう。少なくとも子供の前では。そして、親も童心にかえり、心から絵本やお話の世界を楽しみましょう。

親が楽しいと、子供は無条件で楽しくなってしまうものです。

本が生活の一部に当たり前にある環境を作る

パパ、ママが本を楽しそうに読んでいる姿を、普段から子供に見せましょう。時代に逆行しているようですが、普段読む新聞を紙媒体にしてみるのも手です。本や、新聞を読むってこんなに魅力的なんだよ、といったメッセージを1番身近な存在である両親から受けたとってきた子たちは、当たり前のこととして読書をするようになります。

定期的に書店や図書館に通うことも、忘れないでくださいね。

まとめ

いろいろと手を打っても、すぐに子供は変わらないと思います。しかし、継続は力なり!一生を通じての読書の習慣は子供の財産になります。そんな読書の習慣をプレゼントしてあげられるよう、親は少しだけ、がんばってみましょう!

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